【終了】あくび標本集 コマツシンヤ作品展

2024年7月27日(土)~9月16日(月・祝)

あくび標本集チラシPDF

「アングレーム国際漫画祭2024」の児童向け部門審査員特別賞に輝いたまんが家・イラストレーターであるコマツシンヤさんの作品展を開催します。
同漫画祭において「平和で詩的」と評された創造性/想像性に富んだ世界観を描く『午后のあくび』はもちろん、初期のまんが作品から近著まで、絵本や小説の挿絵・装画、イラストなど、多数の原画を展示します。作品の多くはアナログで描かれています。筆遣いや色彩、質感など肉筆による熱量をぜひ感じてください。そのほか、コマツさんがコレクションした“逸品”や、ご自身がレンズを向けた写真なども併せて展示。コマツさんの創作の一端に触れられる作品展です。
世界が賞したコマツさんの作品を一挙に鑑賞できるまたとない機会となります。ぜひご来場ください。


コマツシンヤ

プロフィール画像
1982年高知県出身。マンガ作品に『睡沌気候』(青林工藝舎)『8月のソーダ水』(太田出版)『午后のあくび』(亜紀書房)など、児童書の仕事に『ミライノイチニチ』(あかね書房)『ゆかしたのワニ』『デタラメ研究所』(福音館書店)などがある。


アングレーム国際漫画祭
「アングレーム国際漫画祭」は“漫画界のカンヌ”とも呼ばれる欧州最大級のまんがの祭典。1974年よりフランス、アングレーム市が開催している。毎年1月末に開催され、3~4日間の開催期間中に世界中のまんがファン20万人以上が集い、数々のイベントや展覧会で賑わう。会期中には優れたまんが作品に対して部門ごとに表彰が行われる。主にフランス語圏のまんが「バンド・デシネ」が表彰の対象となるが、翻訳・出版がされたものであれば外国作品もノミネートの権利が生じる。2000年頃から日本のまんが作品も受賞しており、谷口ジロー、大友克洋、水木しげる、浦沢直樹、中沢啓治、鳥山明、髙橋留美子、萩尾望都ら大勢の受賞者がいる。
横山隆一記念まんが館の開館当時、アングレーム(フランス)、ブリュッセル(ベルギー)、シャルルロア(ベルギー)、アマドラ(ポルトガル)、高知市はまんが都市国際ネットワークを結んでいた。


開催場所 横山隆一記念まんが館企画展示室
開催日時 2024年7月27日(土)~9月16日(月・祝) 10:00~17:30(企画展最終入場17:00)
休館日 毎週月曜日(8月12日、9月16日は開館)
入場料 一般500円、高校生以下無料
※65歳以上の方、及び身体障害者手帳(1、2級)、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳所持者とその介護者(1名)は、割引料金(250円)を適用
※企画展の観覧者は、常設展示を割引料金(200円)で観覧可
※20名以上で利用の際の団体割引、学校利用割引(400円)設定あり
主催 高知市、横山隆一記念まんが館
主管 公益財団法人高知市文化振興事業団
後援 高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、朝日新聞高知総局、毎日新聞高知支局、読売新聞高知支局


参加型イベント
あくびワールドに遊びに行くよ!
(アプリを使って、君の描いた絵であくびワールドを楽しもう)
コマツシンヤさんの風景画の中で、自分が描いたり色を塗ったりした絵が動き出します。
自分の絵のお話を楽しもう。子どもも大人も誰でも参加できます。

日時 8月21日(水)~9月4日(水) 月曜日はお休み
各日10:30~16:30 時間内随時
会場 横山隆一記念まんが館企画「あくび標本集」展示会場内
料金 企画展入場料が必要。※予約不要