柴田惠子芸術振興基金 高知若手美術作家育成事業
ー作品および展示プラン募集ー



高知市文化振興事業団では、地元で活動する若い世代の美術作家を対象に制作のモチベーションを高め、自身の今後の目標や課題発見の場となるような「美術家の芽」を応援する事業のひとつとして、「柴田惠子芸術振興基金 高知若手美術作家育成事業」を開催します。

本事業は高知で活動する若手美術作家を支援するため、高知市の実業家 柴田惠子氏の寄附により実施するものです。


応募要項
※応募についての詳細は「応募方法」の欄にある「応募書類一式」で確認ください

募集内容高知市文化プラザかるぽーとBILBOギャラリー(市民ギャラリー)に特設する、壁3面で構成したコの字型の展示スペース(壁芯で間口7m、奥行3.5m、天井高6m)に展示する、作品および展示プランを募集します。作品は平面、立体、映像、インスタレーションなど、美術作品であればジャンルは問いません。スペース内であれば壁面、床面や展示台を用いるなど、展示方法も問いません。天井高6mを生かした高さのある作品の展示も可能です。感性あふれる作品および展示プランをお待ちしています。2026年1月には審査を経て選ばれた10名の作家による合同企画展を開催し、展示会場で行う最終審査で選ばれた1名に賞金50万円を授与します。
応募資格<下記の①・②全てに該当する者>
①高知県在住または出身者で、1980年4月1日~2010年3月31日の間に生まれた者。また自らが出品作家である個人もしくはグループ(グループの場合はメンバー全員がこの要件に該当すること)
②本事業の趣旨を理解し、企画展に向けて作品制作等に責任をもって取り組むことができ、主催者と円滑に連絡が取れる個人またはグループ(グループの場合は代表者お一人で可)。
※展示作業時に出品作家以外にサポートをする方が加わることは可能です。サポートをする方は構成メンバーに含みません。
応募方法○右の赤字「応募書類一式」をクリックし、各書類をご確認ください。応募書類一式
○下記の①~③を高知市文化振興事業団「高知若手美術作家育成事業」係まで郵送または直接持参してください。※提出書類には既定のサイズ等がありますのでご注意ください。
①応募用紙
②展示企画書(展示内容のプレゼンテーション)
③出品作家およびグループのプロフィール
選考方法および
選考スケジュール
【応募締切】
2025年3月30日(日)17時必着
<一次審査(書類審査)>
結果は2025年4月末に応募者に個別に通知。
<二次審査(プレゼンテーションおよび質疑応答)>
2025年6月7日(土) 8日(日)のいずれかで、1人15分程度、高知市文化プラザかるぽーとで実施。
結果は7月上旬に個別に通知。
<企画展>
2026年1月20日(火)~25日(日)
会場/高知市文化プラザかるぽーと BILBOギャラリー(市民ギャラリー)第1・2展示室
<最終審査>
2026年1月25日(日)に高知市文化プラザかるぽーとBILBOギャラリー(市民ギャラリー)で実施。
審査員が実際の展示を見ながら出品作家と対話して審査を行い、当日結果を発表します。大賞1名に賞金50万円を授与。
審査員【一次審査】
 高知県立美術館 主任学芸員 塚本 麻莉
 公益財団法人高知市文化振興事業団 企画事業課長 吉村知恵
【二次審査および最終審査】
 女子美術大学 芸術学部 アート・表現学科 クリエイティブ・プロデュース表現領域
 教授 日沼 禎子
主催公益財団法人高知市文化振興事業団・高知市
応募先
お問い合わせ先
〒781-9529 高知県高知市九反田2-1 高知市文化プラザかるぽーと8階
公益財団法人高知市文化振興事業団「高知若手美術作家育成事業」係
TEL:088-883-5071 FAX:088-883-5069

日沼 禎子/Teiko Hinuma
キュレーター、アートプロデューサー
1969年青森県生まれ。女子美術大学芸術学部卒業後、ギャラリー運営企画会社、美術雑誌編集者等を経て、1999年から国際芸術センター青森設立準備室、2011年まで同学芸員を務め、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)を中心としたアーティスト支援、プロジェクト、展覧会を多数企画、運営。陸前高田アーティスト・イン・レジデンス・プログラムディレクター(2013-現在)。さいたまトリエンナーレ2016プロジェクトディレクター、ときわミュージアムアートディレクター(2017-23)、UBEビエンナーレ推進アドバイザーほかを歴任。