とさっ子タウン2025
事業報告

| 開催日 | 令和7年8月16日(土)・8月17日(日) |
| 会場 | 高知市文化プラザかるぽーと (四国銀行ホール・龍馬学園イベントホール・BILBOギャラリー・中央公民館) |
| 参加者数 | 1日目464名 2日目455名 |
8月16日・17日に、とさっ子タウン2025を開催しました。
とさっ子タウンとは、異年齢間の子ども同士のコミュニケーションの場や、生まれ育った地域に対する誇りを持てるようなきっかけづくりを目的とした催しで、たくさんの仕事を通して、社会の仕組みを知ってもらうことも狙いのひとつです。第14回目となる今回は、初めてかるぽーと全館で開催しました。
参加対象は小学4年生から中学3年生までの子どもたち。今回は約700名の申し込みがあり、抽選で選ばれた500名近くの「とさっ子市民」が参加しました。
とさっ子タウンの中でのお仕事は、専門家といわれる大人たちに教えてもらいます。その仕事で得た給料「tos(トス)」という通貨で遊んだり、買い物をしたり、着付けや納税の勉強をします。また、自分でお店を開くこともできます。
今年は「スイーツ企画室」というお仕事でとさっ子市民が考えたスイーツが実際に「菓舗 浜幸」で商品化されました。
商品名は「おとななくりタルト」
企画した市民は、「チーズケーキとタルトが好きで組み合わせてみた。チーズケーキの味も、渋皮煮の栗のとろけるような甘さも想像どおりのおいしさ」と声を弾ませました。
子どもたちは、始めは1人で不安そうだったり、どうすればよいのかとまどっている様子や、新しい会場をじっくり見てまわっている姿も見かけましたが、2日目には友達ができていたり、大きな声を出して活発に動き回ったりと、雰囲気もずいぶん変わりました。同じ時間に仕事をして仲良くなったりもしたようです。
私は、今回初めてとさっ子タウンに関わりましたが、子どもたちと実行委員が親しいのがとても印象的でした。困ったときはすぐに相談するし、実行委員との交流によって、気持ちがほぐれた子もいたのではないかと感じました。
来年以降も、参加した子どもたちに充実した2日間を過ごしてもらえるよう取り組んでいきたいと思います。
◆アンケートより
・楽しかった。今年で卒業なのが寂しいです、、、でも来年はスタッフとして参加したいと思っています!
・最初は行きたくなかったけど、行ったらとても楽しかった。また参加したい。
・親の大変さが分かった。とてもリアルで本当の社会みたいだなと感じた。

【共催事業】
とさっ子タウンとは、小学校4年生から中学校3年生までのこどもたちが市民となり運営している「こどものまち」です。お父さんやお母さんなど、大人は入ることができません。年に1度だけ「高知市文化プラザかるぽーと」に現れ、現実の社会と同じようなことが行われています。例えば「仕事」。まちには色々な仕事があり、働くと「給料※」がもらえ、「買い物」や「遊び」に使うことができます。他にも「選挙」や「起業」のしくみもあります。こどもたちが社会を楽しく経験し、本当の社会やまちに関心を持ち、未来を考える取り組みです。
詳細は、とさっ子タウン2025ホームページをご確認ください。 ※とさっ子タウンのお金「tos(トス)」
| 日時 | 2025年(令和7年) 8月16日(土)11:00~17:00 8月17日(日)11:00~16:00 |
| 会場 | 高知市文化プラザかるぽーと(高知市九反田2-1) |
| 対象 | 小学校4年生~中学校3年生 |
| 参加費 | 1,000円(保険料含む) |
| 参加条件 | 2日間参加できる人 |
| 定員 | 400名 |
| 申込締切 | 7月11日(金) |
| 申込方法 | とさっ子タウン2025ホームページにてお申し込みください |
| 主催 | 「とさっ子タウン2025」実行委員会・高知市市民活動サポートセンター 認定特定非営利活動法人NPO高知市民会議・公益財団法人高知市文化振興事業団 ・高知市文化プラザ共同企業体 |
| お問い合わせ | 高知市市民活動サポートセンター(とさっ子タウン事務局) TEL 088-820-1540 |
