第76回高知市展先端美術研究会
「春画 SHUNGA~描かれた性のたのしみ~」

事業報告

開催日時2024年6月8日(日) 14:00~16:00
会場高知市文化プラザかるぽーと11階大講義室
参加者数56名

市展先端美術専門部会が、春画研究の第一人者として活動されている京都芸術大学准教授の石上阿希(いしがみ あき)さんを招き、講演会を開催しました。江戸時代に春画が創り出された理由や思わず笑ってしまうような春画の楽しみ方などをわかりやすくお話しいただきました。また、質問のコーナーでは、多くの方の手が挙がり、終了時間いっぱいまで盛り上がりました。



高知市展の関連行事として、先端美術研究会を開催します。
近年再評価が進む、江戸時代に最盛期を迎えた春画。
「江戸時代のひとはなぜ春画を創り出したのか」
「どうやって春画を作成し、普及させ、楽しんだのか」
「現代の私たちにとって春画は何をもたらすのか」
春画研究の第一人者で京都芸術大学准教授の石上阿希さんを招いて、わかりやすくお話しいただきます。

※性表現を含む図版を使用します。ご留意のうえご受講ください。


石上 阿希(いしがみ あき)

2008年、立命館大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)。文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)、大英博物館アジア部日本セクションプロジェクトキュレイター、立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員、国際日本文化研究センター特任助教、早稲田大学教育・総合科学学術院講師を経て現職。キュレーションを担当した主な企画展に「Shunga:sex and plesure in Japanese art」(2013年、大英博物館)など。単著に『日本の春画・艶本研究』(2015年、平凡社)、編著に『西川祐信を読む』(2013年、立命館大学アート・リサーチセンター)、共著に『西川祐信『正徳ひな形』―影印・翻刻・研究―』(2022年、臨川書店)など。2015年国際浮世絵学会新人賞受賞。
[学校法人瓜生山学園京都芸術大学ホームぺージ 引用]


日時2024年6月8日(土)14:00~16:00
会場高知市文化プラザかるぽーと 11階 大講義室
参加費無料(申込不要。当日、直接会場にお越しください)
主催高知市展先端美術専門部会・高知市文化振興事業団
お問い合わせ高知市文化振興事業団 TEL:088-883-5071