舞台「Le Fils 息子」高知公演


ストーリー(STORY)

両親の離婚後、学校にも登校せず一日中独り行くあてもなく過ごしていたニコラは、とうとう学校を退学になってしまう。そんなニコラの様子を聞いた父親ピエールは、離婚・再婚後、初めて息子と正面から向き合おうとする。生活環境を変えることが、唯一自分を救う方法だと思えたニコラは、父親と再婚相手、そして年の離れた小さな弟と一緒に暮らしはじめるのだが、そこでも自分の居場所を見つけられずにいた。

公式特設サイト・インタビュー動画こちら


※同時上演について
一日に「Le Fils 息子」と「La Mère 母」の2つの公演行うものではありません。5月31日(金)には「Le Fils 息子」を、6月1日(土)には「La Mère 母」の公演を行い、それぞれチケット代として8,500円が必要となります。


出演(CAST)

岡本 圭人(おかもと けいと)

音楽活動に加え、バラエティ・舞台・TVドラマ・ラジオ・CMなどマルチに活躍。2018年から2020年まで、アメリカ最古の名門演劇学校であるアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツへ留学。卒業後、『Le Fils 息子』(2021年)でストレートプレイ初舞台・初主演を飾る。
近年の主な出演作に、【舞台】『チョコレートドーナツ』『ハムレット』(2023年)、『4000マイルズ~旅立ちの時~』『盗まれた電撃-パーシー・ジャクソン ミュージカルー』『M.バタフライ』(2022年)、『Le Fils 息子』(2021年)、【ドラマ】『大奥Season2』(2023年・NHK)、『リズム』(2023年・CX)、『育休刑事』(2023年・NHK)など。


岡本圭人さんよりコメント

『Le Fils 息子』初演時に、観に来ていた友人の言葉が、今でも耳に残っています。
「この舞台を上演してくれてありがとう。本当に観られてよかった。救われたよ。」
この言葉を聞いたとき、途端に涙が流れました。今までの人生が報われたような気がしました。そして新たに、役者としての自覚が芽生え、舞台に来てくださる皆様に「何か」を感じていただけるために、「今後の人生を歩み続けよう」と切に思いました。
『Le Fils 息子』の再演、そして新たに『La Mère 母』の同時上演が決まったと聞いたとき、心から喜びを感じました。ですが今は、役者としての使命感に駆られています。
一人でも多くの方々を救えるように、信頼するキャスト・スタッフの皆様と共に、稽古を重ね、フロリアン・ゼレールの2作品を皆様に届けられる日を心待ちにしています。


若村 麻由美(わかむら まゆみ)

仲代達矢主宰の無名塾養成期間中の1987年に、NHK連続テレビ小説『はっさい先生』のヒロインに選ばれ俳優デビュー。エランドール新人賞をはじめ『金融腐蝕列島 呪縛』で第23回日本アカデミー賞優秀助演女優賞、『チルドレン』で第44回菊田一夫演劇賞、『ザ・空気』『子午線の祀り』で第25回、『Le Père 父』で第27回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞。
近年の主な出演作に、【舞台】『ハムレット』(2023年)、『頭痛肩こり樋口一葉』(2022年)、『Le Fils 息子』『首切り王子と愚かな女』(2021年)。【映画】『老後の資金がありません』『科捜研の女ー劇場版―』(2021年)、『みをつくし料理帖』(2020年)。【ドラマ】『科捜研の女 season23』(2023年・EX)、『この素晴らしき世界』(2023年・CX)など。


若村麻由美さんよりコメント

尊敬し信頼するラディスラス・ショラー氏の演出で、世界が注目する劇作家フロリアン・ゼレール氏の家族三部作、全作品に出演させていただくこととなり光栄です。三作品に共通するのは、夫婦とは、親子とは、家族とは。そして人間の永遠のテーマである、生・老・病・死、そして愛と喪失。
三部作は連作ではなく異なる家族の話のようですが、私は『Le Père父』(2019)では娘アンヌ、『Le Fils 息子』(2021,2024)、『La Mère 母』(2024)では妻であり母であるアンヌです。今回のような2作品同時上演では、同じアンヌという名前には、娘、妻、母、女、人間を象徴していて、それは観客のアナタであると感じさせてくれます。作品同士の出来事や同じ台詞がミステリーの面白さを倍増してくれます。
今回日本初演の『La Mère 母』のように子離れをする難しさは万国共通なのかもしれません。日本にも「空の巣症候群」という言葉があるのを初めて知りました。自分の居場所とは。生きる甲斐とは。稽古を前に、再会するメンバーと新たな扉を開けるトキメキでいっぱいです。


岡本 健一(おかもと けんいち)

1985年、ドラマ『サーティーン・ボーイ』(TBS)で俳優デビュー、1988年に男闘呼組として歌手デビュー。以降、舞台を中心にドラマ・映画など幅広く活躍。2010年から『恋人』『地獄のオルフェウス』など演出も手掛ける。『岸 リトラル』『ヘンリー五世』で第26回読売演劇大賞最優秀男優賞、『海辺のカフカ』『終夜』で第45回菊田一夫演劇賞、『リチャード二世』で第55回紀伊国屋演劇賞と第71回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。
近年の主な出演作に、【舞台】『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』(2023年)、『建築家とアッシリア皇帝』『ラヴ・レターズ』『グレイクリスマス』『ロッキー・ホラー・ショー』(2022年)。【ドラマ】『悦ちゃん』(2017年・NHK)、『真田丸』(2016年・NHK)、『ラギッド!』(2015年・NHK‐BSプレミアム)など。


岡本健一さんよりコメント

『Le Fils 息子』が再演されます。
2021年に台本を初めて読んだ時に感じた、とてつもない苦しみと、どうすることも出来ない哀しみが、信頼する演出家、役者、スタッフと稽古を重ねることによって日に日に具現化されていき、劇場では物語に引き込まれ、演じているのか何なのかわからなくなり、ただ存在した事実だけが残っていたことを思い出します。あのような辛い思いは、もう「体験したくない」というのが正直な気持ちでした。
けれども、この親子の物語をより多くの方々に観劇して貰うことが、どれだけ大切なのかも実感しています。
同時に上演する新作『La Mère 母』が描く世界には、愛の始まりから長い年月を経て、いつの間にか愛情があふれ出して、あらゆる方向に流れ、その思いをどのように受け入れて、消えゆく時間をどのように過ごしたら良いのか、限りない愛の行方を彷徨い、どこまでも巡らせてしまう作品です。
これからの稽古で、予想もつかない感情が生まれることを楽しみにしています。
この特別な二作品は、観た方の感情を揺さぶる、とてつもなく凄い作品になることを確信していますので、是非、劇場で観て感じて欲しいと心から願っています。
劇場でお待ちしています。


伊勢 佳世(いせ かよ)

大学在学中に劇団俳優座養成所に入所。2008年より前川知大主宰のイキウメに参加、以降退団までほぼ全ての作品に出演。劇団公演のみならず外部公演にも多数出演するほか、映像作品やナレーションでも活躍。
近年の主な出演作に、【舞台】『Q:A Night At The Kabuki』『腹黒弁天町』(2022年)、『ダウト~疑いについての寓話』『Le Fils 息子』『父と暮せば』(2021年)。【映画】『HIEROPHANIE/ヒエロファニー』『劇場版 美しい彼~eternal~』『玉と婦人。』(2023年)。【ドラマ】『心霊内科医 稲生知性』(2023年・CX)、『美しい彼 シーズン2』(2023年・MBS/TBS)など。


浜田 信也(はまだ しんや)

大学卒業後、2004年に前川知大主宰のイキウメに参加。以降、全ての劇団公演に出演し、前川作品の世界観を体現する俳優として中核を担っている。2013年に『ミッション』『The Library of Life まとめ*図書館的人生(上)』で第47回紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞。
近年の主な出演作に、【舞台】『無駄な抵抗』『人魂を届けに』(2023年)、『外の道 A la marge』『天の敵』『関数ドミノ』(2022年)。【映画】『遠いところ』(2023年)。【ドラマ】『ハヤブサ消防団』(2023年・EX)、『ラストマン-全盲の捜査官-』(2023年・TBS)など。


木山 廉彬(きやま ゆきあき)

2009年、文学座附属演劇研究所に第49期生として入所。その後、木ノ下歌舞伎、20歳の国、時間堂、らまのだなど話題のカンパニーに立て続けに出演。2017年には『仮面ライダービルド』(EX)にてドラマ初出演、『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINALビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』にて映画初出演を果たした。
近年の主な出演作に、【舞台】『ワーク・イン・プログレス』(2023年)、『広島ジャンゴ2022』『ビゼー』『7丁目のながふじくん』『Le Fils 息子』『パンドラの鐘』『ウエストブリッジ』(2022年)など。


日時2024年(令和6年)
5月31日(金) 18:30開場 19:00開演 21:00終演予定
会場高知市文化プラザかるぽーと 大ホール
(大ホール座席表)
入場料全席指定
 前売り 一般8,500円 U-23シート4,500円
 当 日 一般9,000円 U-23シート5,000円
 ※未就学児の入場はご遠慮ください
 ※前売券完売の場合、当日券の販売はありません
チケット発売日3月23日(土)午前10時から販売開始!
チケット販売所・ローソンチケット(Lコード62031)
・チケットぴあ(セブン-イレブン/Pコード524-649)
・高知市文化プラザかるぽーとミュージアムショップ(088-883-5052)
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フロリアン・ゼレール
翻訳齋藤敦子
演出ラディスラス・ショラー
企画制作東京芸術劇場
主催公益財団法人高知市文化振興事業団、KUTVテレビ高知
後援在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
お問い合わせ公益財団法人高知市文化振興事業団 088-883-5071