あなたの知らない鏡川-Mirage of KAGAMIGAWA-SELECT

事業報告

開催期間2023年(令和5年) 4月24日(月)~4月28日(金) 8:30~17:15 
会場高知市役所本庁舎1階展示通路(高知市本町5丁目1-45)
入場者数

大阪芸術大学大学院の尤嘉楽(ユウ・カラク)、原田甲亮(はらだ こうすけ)による、鏡川をテーマにしたセレクト写真展を高知市役所本庁舎1階の展示通路で開催しました。二人は2022年9月~12月の延べ32日間高知に滞在し、地域の方と交流を深めながら、鏡川のさまざまな表情を撮影し、私たちの生活のすぐそばにある鏡川を、アーティストの視点で切り取った展覧会を2023年3月に藁工ミュージアムと蛸蔵で開催しています。今回は、その中からセレクトした20点をより多くの方に見て・知ってもらいたいという思いで、高知市役所での写真展示にいたりました。
展示設営の最中、早速足を止めてじっくり写真を見てくれる男性の方が何人もおられたり、写真の中の赤い鯉に興味津々の女の子がその場から離れなかったり、通り行く方々の興味を引くことができていました。会期中には、「本当に私の知らない鏡川があって良かったです」とお電話をいただいたこともありました。ただ、「私の知らない鏡川が、どこの撮影場所だったか知る情報が欲しかった」とも課題をいただきました。
会期中に何人の方が写真を見てくれたか数えることはできていませんが、通りすがりで多くの方が写真を見てくれていることは確認できており、短い期間ではありましたが、開催した意義は大きかったと感じています。



令和4年度 アーティストインレジデンス事業 尤嘉楽/原田甲亮 二人展
大阪芸術大学大学院の尤嘉楽(ユウ・カラク)、原田甲亮(はらだ こうすけ)による、鏡川をテーマにした写真展。二人は2022年9月~12月の延べ32日間高知に滞在し、地域の方と交流を深めながら、鏡川のさまざまな表情を撮影しました。私たちの生活のすぐそばにある鏡川を、二人のアーティストの視点で切り取った展覧会を2023年3月に藁工ミュージアムと蛸蔵で開催しました。今回は、その中からセレクトした約20点を高知市役所本庁舎1階展示通路にてお披露目いたします。ぜひ、ご覧ください。


作家(アーティスト)

尤 嘉楽(ユウ カラク)

中国江蘇省出身の大阪芸術大学大学院修士課程二回生。中国と日本の似て非なるところに注目した作品や、人々の暮らしに焦点を当てた作品を主に撮影している。


原田 甲亮(はらだ こうすけ)

大阪府出身の大阪芸術大学大学院修士課程二回生。自然科学に強い興味を持ち、神秘を求めて撮影を行っている。主な作品に、ソラリゼーション(※)を用いたモノクロームの作品がある。

※ソラリゼーション=写真の現像時に露光をある程度過多にすることにより、モノクロの写真作品の白と黒が反転する現象。


日時2023年(令和5年)
4月24日(月)~4月28日(金) 8:30~17:15 
会場高知市役所本庁舎1階展示通路(高知市本町5丁目1-45)
入場料無料
主催・お問い合わせ公益財団法人高知市文化振興事業団 088-883-5071