ばぶれるりぐる「川にはとうぜんはしがある」

事業報告

開催日時2024年(令和6年)
2月29日(木) 3月1日(金) 18:30開場 19:00開演 20:50終演
会場高知市文化プラザかるぽーと 小ホール
参加者数130名

高知県土佐清水市出身の劇作家・俳優の竹田モモコさんが率いる、演劇ユニット「ばぶれるりぐる」の高知公演を上演しました。
ばぶれるりぐるは、幡多弁が飛び交う作品が特徴で、旗揚げ数年で多くの戯曲賞を受賞した、演劇界最注目の存在です。

物語の基軸は古川家の2人の姉妹。
イラストレーターとして神戸で活躍し、実家に戻ってきた姉と、地元で就職・結婚し、子どもを育てた妹。
好きなことを仕事にして生き、それ以外のことは上手く立ち回れない姉と、地元の真っ当な価値観の中で、どこか自分を殺して生きてきた妹の間で将来について考える娘と、どこか達観した存在のお父さん、この街に移住してきた若者の5名全員の人物描写が素晴らしく、それぞれの「幸せ」を深く考える作品となりました。



2020年関西演劇祭ベスト脚本賞、同年の第26回劇作家協会新人戯曲賞に続き、2022年「日本の劇」戯曲賞最優秀賞を受賞した、土佐清水市出身の劇作家・俳優の竹田モモコが主宰する、演劇界最注目のユニット、ばぶれるりぐるの新作公演。


母屋と離れをつなぐ「通り土間」で繰り広げられる、家族の定点観測

舞台は古川家の「通り土間」。
母屋には古川家の次女【陽子】の家族が暮らしている。
そこへ20年ぶりに長女の【早希】が帰って来た。
早希は通り土間を挟んだ離れに暮らすことになった。
すっかり母親業がしみついた陽子と、自由に暮らして来た早希の感覚のズレのようなものにお互いが戸惑う日々。
そこへ陽子の一人娘【みま】の独り立ちや、都会からの移住者【生田目】がやってきて、さらに古川家をかき乱す。
家族が、生活が、かたちをかえる時、必ず痛みをともなう。
それでも繋がりたい、その先を見てみたい。
そう、いつの時代も川にはとうぜんはしがあるように。


公演概要

日時2024年(令和6年)
2月29日(木)/3月1日(金) 18:30開場 19:00開演
会場高知市文化プラザかるぽーと 小ホール
入場料全席自由
 一般 前売り3,800円 当日4,300円  
 22歳以下 前売り2,500円 当日3,000円
 ※未就学のお子さまはご入場いただけません。何とぞご了承ください。
 ※前売券完売の場合、当日券の販売はありません。

Culちゃーず会員価格】 一般3,500円 高校生以下2,200円
Culちゃーず会員特典】 先着順にで10席まで本公演に無料ご招待。
 2月21日(水)までに、高知市文化振興事業団にお申し込みください。
チケット販売・ローソンチケット(Lコード62062)
・チケットぴあ(セブンイレブン/ Pコード523-786)
・高知市文化プラザかるぽーとミュージアムショップ(088-883-5052)
・高知県民文化ホール(088-824-5321)
・高知県立美術館ミュージアムショップ(088-866-7653)
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セブン-イレブンでの購入方法はこちら
主催公益財団法人高知市文化振興事業団
お問い合わせ公益財団法人高知市文化振興事業団 088-883-5071