第78回高知市展先端美術研究会
「墨流しの応用による自作の変遷」



高知市展先端美術専門部では、現代美術作家の中西學さんをお招きし、日本古来の染色技法「墨流し」を応用した作品についての講演会を開催します。みなさまのご来場をお待ちしております。


講師からのメッセージ

私は作品制作において、宇宙のゆらぎや生命の根源的なかたちを現わす手法を模索した結果、日本古来の染色技法のひとつ墨流しの技法に辿り着き、それを作品に応用しています。
墨流しは宇宙の原初的なかたちが生み出している波動を作品にする上で、もっとも相応しい表現方法であると考えたからです。
本発表では、「墨流し」の様態について解説するとともに、墨流しとマーブル染とを比較検討した所見を述べてみます。墨流しに焦点を当てた自作がどのように変化したかを作例(作品画像)も交えながら発表します。


中西 學(なかにし まなぶ)

1982年大阪芸術大学卒業後に創作活動を開始する。1985年の兵庫県立近代美術館(現・兵庫県立美術館)「アート・ナウ’85」を初め、日本各地のギャラリーや美術館で作品を発表し、高い評価を得る。1987年吉原治良賞美術コンクール展においてコンクール賞受賞、1990年には大阪市の「咲くやこの花賞」(美術部門〈現代美術〉)を受賞する。近年は、国立国際美術館 『ニュー・ウェイブ 現代美術の80年代』兵庫県立美術館『関西の80年代』 出品の他、各地で宇宙を題材にしたワークショップを実施している。


日時2026年6月6日(土)14:00~16:00
会場高知市文化プラザかるぽーと 9階 特別学習室
参加費無料(申込不要。当日、直接会場にお越しください)
主催高知市展先端美術専門部会・高知市文化振興事業団
お問い合わせ高知市文化振興事業団 TEL:088-883-5071