Kochi Art Messe−高知アートメッセ−Vol.3 企画展

事業報告



開催期間2021年1月21日(木)~27日(水)
会場高知市文化プラザかるぽーと7階 市民ギャラリー第1展示室
入場者数334名

これからの高知の美術文化を担う若い世代の作家の応援を目的とし、作家を多くの人に紹介する場であるとともに、単なる鑑賞だけではなく、来場者に色々な美術の楽しみ方を提案する場を目指し〝美術のファン〟を地域に増やしていこうという取り組みとして、2018年度から開催している「高知アートメッセ」。
対象は高知県内在住もしくは県出身の16歳~40歳未満の作家で、既定のサイズ内で容易に壁面展示ができる作品であれば自由に出品でき、販売価格は作家自身が設定します。
今回は50名の作家から絵画、写真、書、針金造形など、若い感性と意欲あふれる101点が寄せられました。新型コロナウイルス感染症の拡大が心配される中での作品募集ということもあり、その影響をとても心配していました。しかし、例年と同数程度の作品が集まり、多くの作家さんがこのような状況下でも積極的に制作・活動を続け頑張っていることを、改めて感じました。
来場者からは企画展の感想や「若い方の力やセンスが光り、応援したくなった」「たくさんの作家が夢を持って制作に取り組んでいることを知り感動した」など、若手作家の活動を後押しするような応援の声がたくさん寄せられ、33点の作品が売約済となりました。
今後も本事業を通して作家と鑑賞者を結び、高知の美術文化のさらなる活性化を目指していきたいと思います。


アンケートより一部抜粋

・県内には素敵な作家さんがいらっしゃることが、この企画展で再確認できました。
・みなさん感性を持って頑張っておられる事がすばらしい。今後に期待しています。
・コロナ禍においての開催でも作品が集まっていて楽しませてもらいました。今回も小さめの作品が多く、価格も手頃なものが多かったが、購入するまでに至らなかったので残念。もっと思い切った作品も見てみたい気がします。
・初めて来ました。もっとたくさん作品があるのかと思っていましたが、思ったより少ないです。せっかくなので、もっと色々な作品を見られたらさらに楽しいと思います。



「Kochi Art Messe」は、これからの高知の美術文化を担う若い世代の作家を応援することを目的に、公募作品の展示と販売を行う企画展です。本展は高知の若手作家を多くの人に紹介する場であるとともに、単なる鑑賞だけではなく、来場者に美術の色々な楽しみ方を提案する場を目指し“美術のファン”を増やしていこうとする取り組みです。美術は楽しい、面白いと感じ興味を持ってくれる人が増えていくことは、地域全体の美術文化の盛り上がりにも繋がり、作家の制作活動にも様々な面で追い風になっていくのではないかと考えています。
本展では美術の楽しみ方のひとつである「飾って楽しむ」ことを来場者に提案します。作家から販売を前提とし、壁面展示ができる作品(大きさを限定した小作品)を募集し、6日間の会期で展示します。
来場者は自分の感性やライフスタイルに合う気に入った作品に出会えば、その場で購入もできるメッセ(ドイツ語で「見本市」)の側面を持つ展覧会です。


来場者の皆様へ

本展はアートを楽しんでいただく場であり、ご希望の場合は作品をご購入いただけますが、会場スタッフが購入を促すような行為はいたしません。「メッセ(見本市)」として、気軽に作品をお楽しみください。購入希望やご質問などがある場合はご遠慮なくお声掛けください。

【お願い】
新型コロナウイルス感染拡大防止の措置として、本展来場時は、マスクの着用、入口での手指の消毒、非接触式体温計による検温、ご連絡先の提供等にご協力いただきますようお願い申し上げます。 その他詳細は、「お客様へご理解とご協力のお願い(1月16日現在)」をご覧ください。


開催要項

日時2021年1月21日(木)~27日(水)
10:00~18:30(最終日は17:00まで)
※1月25日(月)は休館
会場高知市文化プラザかるぽーと7階 市民ギャラリー第1展示室
入場料無料
後援高知新聞社、RKC高知放送、KUTVテレビ高知、KSSさんさんテレビ、KCB高知ケーブルテレビ、エフエム高知、
朝日新聞高知総局、毎日新聞高知支局、読売新聞高知支局
主催
お問い合わせ
公益財団法人高知市文化振興事業団
088-883-5071