第12回まんがの日記念・4コマまんが大賞は2016年4月15日(金)から9月6日(火)までの期間で応募を受け付け、
本年は40都道府県とオーストラリアから合わせて829人、1,155点の応募があり、
高知出身まんが家の矢野徳さんと、くさか里樹さんが審査した結果、
一般部門6点、ジュニア部門(小学生以下)6点、計12点と学校賞2校(江戸川区立二之江第三小学校、高知市立第六小学校)が決まりました。
受賞作品と一次予選通過作品は10月22日(土)より開催される
「2016高知のまんがあれこれ展&4コマまんが大賞作品展」にて展示され、
表彰式は10月29日(土)に高知市文化プラザかるぽーとで開催する「まんさい-こうちまんがフェスティバル2016」の中の、
7階第1・第2展示室内の特設ステージで11時15分から行う予定です。
【一般部門】
【ジュニア部門】
総評:矢野 徳
今回も面白い作品が多く、それも多様な切り口なので選ぶのがむつかしかった。
ハナの差の馬がわんさかダンゴになってゴールするといった感じで、
見る角度によっては着順がちがって見えるし、
テニスやバレーボールの「チャレンジ」の様な声が作者から発せられるのが感じられて、
何度も順位が入れ替わるという大混戦があった。
それだけ面白い作品が多かったのが嬉しくて、みょうに元気が出て、選考をクリアする事ができました。
選考はとぎすまされた神経と気力、それにタフな体力でするべきだと、あらためて教えられました。
アニメやお笑いの一発ギャグみたいな、動きがそのままアイデアになってる作品が増えて来ている。
体や顔の動きよりも、心やノーミソの動きから生れる笑いに心をとめてみるのも良いかもね!
新しい才能が続々と生まれているのが感じられました。楽しみです。
総評:くさか里樹
たくさんのご応募ありがとうございます。
ひとつとしてつまらない作品はありませんでした。
どの作品も、読む人を楽しませてやるぞ、という意欲があって、
わたしもプロとして負けてられないぞ〜という気持ちにさせられました。
作品を創り上げるにはすさまじいエネルギーが必要ですから、応募作品はエネルギーの塊です。
入賞するのはごく一部ですが、すべての作品のエネルギーがあってこそ、まんが賞に重みが生まれます。
落選したかたも決して卑下することなく、受賞者を含めた全応募者が自信を持ってこれからも楽しくまんがを描き続けてくださいね。